拙作Calend Mateの旧暦計算では天保暦(1844年~1872年施行)と同じ定気定朔法を用いており、置閏規則も天保暦と同じ規則を採用しています。
1.中気は太陽の視黄径による。
2.朔日は太陽と月の視黄径が一致する瞬間を含む日とする。
3.太陽と月の視黄径の計算は略算式を用い、日本中央標準時で計算する。(天保暦とは異なる)
4.冬至を含む月を11月、春分を含む月を2月、夏至を含む月を5月、秋分を含む月を8月とする。
5.閏月は中気を含まない月に置く。しかし中気を含まない月がすべて閏月にはならない。
規則1により中気と中気の間隔が一定でないため、規則2によって求めた朔と朔の間隔より短くなることがあります。このため1ヶ月に2つの中気が含まれたり、中気が含まれない月が1年に2回存在することがあります。
旧暦2033年~2034年には規則4、5によって月が決定できないことが起こります。
旧暦2033年問題(Calend Mate)
2033 年の旧暦について(すのものの「いろいろ」)
2004-06-16(massangeanaさん、「いろいろ」)
Version 1.01で2033年および1700年は既に対応しているのですが、massangeanaさんのサイトにはこれ以外の年でも問題が生ずるとの記述がありました。
2004-06-22
2004-06-23
そこでCalend Mate Vedrsion 1.31のCalender_Lib.dll(Version 1.30)で月が不連続になるところをチェックしてみました。
| 不連続な月 | 旧暦年 |
| 10月-12月 |
192、716 |
| 10月-閏11月 |
211、431、936 |
| 1月-閏2月 |
1480、2224、2558、2577、2710、2797、2892、2949、2987、3082、3321、3416、3788、3989、4046、4084、4418、4752、4847、5257、5629、5849 |
| 1月-3月 |
3044、3473、3655、3807、4141、4179、4513、4885、6001 |
| 4月-閏5月 |
6506、6878、7250、7470、7622、7842、7994、8214、9072、9444、9816 |
既に修正済の2033年は2番目の10月の次が閏11月に、1700年は3番目の1月の次が閏2月になるパターンでした。
massangeanaさんのところに載っていた2147年~2148年については次のようになっていました。
| 朔日 | 旧暦月 |
| 8/26 |
8 |
| 9/25 |
9 |
| 10/25 |
10 |
| 11/23 |
11 |
| 12/23 |
閏11 |
| 1/21 |
12 |
| 2/20 |
1 |
| 3/20 |
2 |
| 4/19 |
3 |
| 5/18 |
4 |
| 6/16 |
5 |
また2204年~2205年については次表のようになっています。
| 朔日 | 旧暦月 |
| 8/26 |
8 |
| 9/24 |
9 |
| 10/24 |
閏9 |
| 11/22 |
10 |
| 12/22 |
11 |
| 1/21 |
12 |
| 2/20 |
1 |
| 3/21 |
2 |