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京王電軌時代の架線柱【1】

京王線には戦前の京王電軌時代に建てられた架線柱が現役で残っています。

●布田~調布
銘板9007Fこの短い区間に昭和16年(1941年)12月に建てられた架線柱が2本残っています。1本目は布田から調布方面に歩いてほどなくのところにある「布田11」架線柱です。この架線柱の上り線側には惰行票があり、その上にある銘板に「S16.12」の表記が見えます。
2本目は調布よりの歩行者専用の小さな踏切の脇にある「布田15」です。ここは調布で折り返す相模原線区間各停の車両が停まっていることがあり、そのときはこの踏み切りを塞ぐ形になります。
銘板7006F現在は地下化工事が始まっており、線路に作業用の板が敷き詰められています。この地下化工事完成時にはこの風景は過去のものになってしまいます。
この他にも布田駅のすぐ近くに「布田9」がありますが、架線柱としての役目はそばに建てられている新「布田9」に譲っており、既に横桁が外されています。しかし下り線側の柱だけ残っており、その上に変圧器らしきものがありました。
以前、国領~布田間で同年製の架線柱を見かけたことがありますが、現存しているかどうか確認できませんでした。

●千歳烏山~仙川
銘板6013Fこの区間には昭和3年(1928年)10月に建てられた架線柱が何本か残っています。この前年に府中以西の旧玉南電鉄区間と直通運転をするためにダブルポール集電用の直ちょう式電車線からパンタグラフ集電用のシンプルカテナリになっています。表記は昭和3年となっていますが、シンプルカテナリ化工事によって建てられたものなのかもしれません。
8007F千歳烏山と仙川の中間にある踏み切りの近くの「千歳烏山17」架線柱の銘板には「S3.10」と表記されているのが見えます。
この架線柱の仙川方にある小さな架道橋の傍に「千歳烏山19」架線柱があります。この架線柱の銘板にも「S3.10」の表記があります。
これ以外にも千歳烏山駅ホームの一番新宿寄りの架線柱が同年製のものであることを確認しています。

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