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旧調布駅の跡

調布駅は開業から2回移転しています。

9005F7022F1913年の笹塚-調布開業時の駅は現在の調布3号踏切の所にありました。左側の写真は調布3号踏切から撮影した初代調布駅の跡地です。空き地になっている箇所がホーム跡のようです。右側の写真は調布3号踏切の傍にある「調布4」架線柱(建殖年月不明)です。この架線柱は地上高約2mまでの部分がコンクリートで固められており、かつての国領駅にも同タイプの柱がありました。

8023F7006F2代目調布駅は調布1号踏切と調布銀座の間にあり、駅舎は調布銀座のところにありました。左側の写真は調布1号踏切側から見た下りホームの跡地です。京王多摩川方面への線路は左前方の茂みの箇所で分岐していたようです。なお写真にある7006FはVVVF化改造を受け、今日(7月8日)から運用に復帰しています。右側の写真は調布銀座側から現在の調布駅方向を見た様子です。側道が前方で細くなっていますが、これが上りホームの痕跡といっていいのかもしれません。

2代目調布駅には待避線がなく、鉄道ピクトリアル2003年7月増刊号P.67の写真によると1番線が京王多摩川方面、2番線が下り本線、3番線が上り本線となっていたようです。1953年12月10日に現在地に移転し、待避線が設置されました。翌年6月に京王多摩川への線路が現在のようになり、大型車の入線が可能になりました。

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