富士見ヶ丘車両基地一日開放
入口左手にある車両工場の前には陸軌車が2台展示されていました。工場の左手奥の神田川沿いにはプラッサ社製マルチプルタイタンパー「UNIMAT-JUNIOR」が置かれ、実演が行われていました。マルタイの後ろに見えるのは車両洗浄体験列車に使われた1004Fです。マルタイの奥では陸軌車の乗車体験も行われていました。
現在、検査入場しているのは1001Fで、工場の中で編成をばらされていました。工場内でサハ1501の車体吊り上げの実演が行われました。クハ1701は台車が取り外され、前面の貫通扉が開かれた状態で台の上に置かれていました。
工場の中には3月26日に運用を離脱した3019Fのうちクハ3769とデハ3119が、検査中のクハ1751と並んでいました。クハ3769前面の方向幕はすでに取り外されていました。そして両方の車両の床下には「廃車車両」と書かれた紙がぶら下がっていました。
工場の外にはデハ3019とデハ3069が留置されていました。その傍に工場用の仮台車であるTS-821A台車がありました。TS-821A台車にはペデスタル部の穴が3つのタイプと4つのタイプの2種類があります。この台車は4つ穴タイプで、すでに廃車されているクハ3703もしくはクハ3753のものです。
現在1000系への置き換えが進んでいる3000系の撮影会の整理券は12時に先着200名分が配布され、整理券番号によって撮影時刻が決まっていました。3000系撮影会で使われた編成は左側から
- 3029F(ブルーグリーン)
- 3023F(アイボリー)
- 3024F(サーモンピンク)
- 3025F(ライトグリーン)
- 3026F(バイオレット)
- 3027F(ベージュ)
- 3028F(ライトブルー)
の順でした。
最後にこの会を企画運営をして下さった京王電鉄ならびに京王建設の皆様に感謝申し上げます。
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