« 夏季特別ダイヤ終了【井の頭線】 | トップページ | 「花と寺社めぐりスタンプラリー」HM【井の頭線】 »

帝都電鉄時代の架線柱

井の頭線には昭和8年(1933年)8月の渋谷-井の頭公園間の開業時からの架線柱が数基残っています。

京王1015F

● 神泉-駒場東大前

神泉隧道の出口の掘割部にある「神泉3」架線柱の上部は、後述の下北沢の架線柱とおなじ四角錐状になっています。架線柱の基礎は掘割のコンクリート擁壁と一体になっています。銘板の建柱年月は確認できていませんが、井の頭線開業時のものと思われます。

架線柱

● 池ノ上-下北沢

下北沢駅の渋谷方に「下北沢1」架線柱の銘板には昭和8年6月と記されています。この架線柱は高架橋と一体になっているために残っているようです。

● 新代田-東松原

銘板

京王1034F

北沢川羽根木支流との交差部の上り線側に昭和8年建柱の「新代田10-1」の鉄柱があります。この鉄柱は昭和50年7月建柱の「新代田10」架線柱とペアで変圧器を支えていますが、。「新代田10」が建てられるまでは、現在の「新代田10-1」が架線柱として使われていたようです。

● 井の頭公園-吉祥寺

銘板

京王1011F

井の頭公園駅の吉祥寺方の鉄橋上にある片持ち型架線柱が昭和8年6月建柱です。この架線柱は上り線側と下り線側の位置が線路に対して斜交しているため横桁では結ばれていませんが、両方とも「井の頭6」となっていて、鉄橋の橋脚と一体になっています。

銘板

銘板

この鉄橋は井の頭公園弁天池を源流とする神田川に架かっていて、「東京 竹内清鉄工所製作 昭和七年拾月」の銘板が付いています。井の頭公園-吉祥寺間の開業は昭和9年(1934年)ですが、昭和8年の部分開業時にはすでに鉄橋が架けられていました。

【関連記事】
京王電軌時代の架線柱【1】(布田~調布、千歳烏山~仙川) (2005.02.19)
京王電軌時代の架線柱【2】(千歳烏山駅構内) (2005.03.12)
京王電軌時代の架線柱【3】(布田~調布) (2005.03.21)
京王電軌時代の架線柱【4】(柴崎~国領) (2005.04.18)
京王電軌時代の架線柱【5】(分倍河原駅構内、中河原~百草園) (2005.05.06)
京王電軌時代の架線柱【6】(上北沢駅構内、東府中駅構内) (2005.06.20)
京王電軌時代の架線柱【7】(千歳烏山~仙川) (2005.08.08)
7000系8+2の特急・準特急と一の宮線 (2010.06.07)
京王電軌時代の架線柱【8】(東府中駅構内) (2010.06.08)
京王電軌時代の架線柱【9】(府中~分倍河原、百草園駅構内) (2010.08.25)
京王電軌時代の架線柱【10】(武蔵野台~多磨霊園、聖蹟桜ヶ丘付近の一の宮線) (2010.08.28)
京王電軌時代の架線柱【11】(柴崎駅構内、国領~布田) (2010.08.29)

|

« 夏季特別ダイヤ終了【井の頭線】 | トップページ | 「花と寺社めぐりスタンプラリー」HM【井の頭線】 »

京王」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64930/49351032

この記事へのトラックバック一覧です: 帝都電鉄時代の架線柱:

« 夏季特別ダイヤ終了【井の頭線】 | トップページ | 「花と寺社めぐりスタンプラリー」HM【井の頭線】 »