若葉台車両基地見学会
車両は6411F、7202F、8007F、9003Fが展示されていました。6411Fは10月14日(木)のNo.23に入ったのを最後に若葉台に送られていますので、今後の動向が気になるところです。また7202Fでは運転席見学が行われていました。
8007Fは検査入場中でクハ8757とデハ8157が展示されていました。現在クハ8757は先頭に立たないためLED表示器に交換されていません。表示は「特急 京王八王子・高尾山口」で、かつての分割特急を想起させるものでした。
工場内の車体作業場には、検査入場している8007Fと7006Fのうち、クハ8857、デハ8257?、デハ7056の車体が置かれていました。車体吊り上げ実演ではデハ7056が使われました。デハ7056の側面表示器は「特急 桜上水」となっていました。
車体は大倉製32tオーバーヘッドクレーンで吊り上げられて、台車がセッティングされているところまで運ばれました。車体妻面には「京王帝都電鉄」と「日本車輌 昭和59年」のプレートがあり、検査標には「全07-4、重10-11」とありました。
また工場内では、
- 6000系、7000系、1000系のTDカルダン装置
- HS-835Jrb、HS-33534-01R主電動機
- クハ7706、デハ7006の台車
- 電動空気圧縮機HB-2000、HS-20D、SL-22
- 密着連結器、棒連結器
- ユニットブレーキ装置
も展示されていました。
洗車体験乗車では9048Fが使われていました。その隣には昨年6月に廃車となったデハ6438の車体が保存(?)されていました。前面の表示は「65K 快速 京王多摩センター」でした。将来、保存公開されることを期待したいと思います。
子ども向けにミニSLの運転も行っていました。単線で、途中に交換のための信号場があり、2編成が同時に走っていました。1つはクハ6866の特急若葉台行きで、もう1つはミニチュアHMが付いているSL「高尾号」でした。
末筆ながらこの会を企画運営をして下さった京王電鉄ならびに京王重機整備、京王建設の皆様に感謝申し上げます。
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