3029F搬出【1】

今朝、3029Fのうち、デハ3129とデハ3079の2両が永福町から搬出されました。屋根上の冷房装置とパンタグラフ、側面の車号プレートはすでに取り外されていました。妻面の車番や車内の座席はそのままでした。

3029Fは、1987年12月10日改正「急行大増発ダイヤ」での運用数増に対応するため、1988年3月に3000系の編成単位での最終増備車として入線しました。1996年度にリニューアル工事が施工され、1998年にデハ3029のパンタグラフが菱形のPT-4201からシングルアーム式のPT-7110に換装されました。

そして6月23日（木）の26運行を最後に運用を離脱しました。これによりブルーグリーンの3000系が消滅するとともに、京王線、井の頭線上から菱形パンタグラフを搭載した車両が消滅したことになります。

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