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逓信省のマンホール

逓信省は明治18年(1885年)12月22日に設置された官庁で、交通・郵便・通信・電気を管轄していました。明治41年(1908年)12月5日に鉄道行政が鉄道院に移管、大正12年(1923年)4月1日に陸軍省から航空行政を移管されました。昭和3年(1928年)11月5日に陸運事業の監督行政が鉄道省に移管されました。

mark

昭和18年(1943年)11月1日に鉄道省と統合し、運輸通信省になりましたが、昭和20年(1945年)5月19日に運輸通信省から通信院として独立しました。昭和21年(1946年)7月1日に逓信院を逓信省に改組しましたが、戦前とは異なり郵便・通信事業のみの官庁となりました。そして郵電分離により、昭和24年(1949年)6月1日に郵政省と電気通信省に分かれました。昭和27年(1952年)8月1日に電気通信省が廃止され、日本電信電話公社に移行しました。

風景

manhole

調布市布田3丁目の京王線布田4号踏切の南側に逓信省のコンクリート製マンホールが残っています。蓋は角型で2枚組みとなっており、中央に逓信省の徽章である〒マークがあります。逓信省の徽章は明治20年(1887年)2月8日の逓信省告示第11号(本省徽章ヲ創定ス)「自今 (T) 字形ヲ以テ本省全般ノ徽章トス」と定められましたが、2月19日の官報で「『T』字は『〒』字の誤植である」と訂正されています。

現在、この付近では京王線の地下化工事が行われています。工事竣工後は踏切自体がなくなり、遊歩道として整備されるようですので、このマンホールが残るかどうかは微妙なところです。

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