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夏期節電ダイヤ【京王線】

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電気事業法第27条に基づき、一事業所当りの契約電力が500kW以上の大口需要家に対して電気の使用制限が発動されました。制限の期間は7月1日(金)から9月22日(木)の平日の9時から20時までで、その内容は昨年夏の1時間当りの平均使用電力の最大値の85%を使用最大電力とすることになっています。

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これを受けて京王では、今までの節電対策に加え、7月1日からは「節電ダイヤ」が実施されています。期間満了日は現時点では公表されていませんが、少なくとも9月22日までは実施される見込みです。

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京王8002F

京王線では、朝・夕時間帯および土曜・休日は通常ダイヤとほぼ同程度の列車本数が運転されていますが、全ての特急列車が準特急になっています。また平日の早朝に高尾山口発の準特急新宿行き(北野まで各停)が増発されています。

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京王8026F・8006F

本線系統では、平日の新宿-高尾山口間の一部の準特急列車が高幡不動以西で各停に種別変更されています。新宿発着の各停は平日の朝ラッシュ時を除いて全て8両編成になり、昼間から19時頃までは京王八王子行き(平日夕方は高尾山口行き)と高幡不動行きが交互で運転されています。そして高幡不動-高尾山口間の区間各停が6両編成で運転されています。

都営10-470F

京王9036F

相模原線系統では、新宿発着の快速が急行に、都営新宿線直通の急行快速に変更されています。昼間の相模原線の区間各停は引き続き運休となっていて、急行が各駅に停車しています。

【参考】電気事業法(昭和39年7月11日法律第170号、最終改正:平成23年4月27日法律第27号)
第27条 経済産業大臣は、電気の需給の調整を行わなければ電気の供給の不足が国民経済及び国民生活に悪影響を及ぼし、公共の利益を阻害するおそれがあると認められるときは、その事態を克服するため必要な限度において、政令で定めるところにより、使用電力量の限度、使用最大電力の限度、用途若しくは使用を停止すべき日時を定めて、一般電気事業者、特定電気事業者若しくは特定規模電気事業者の供給する電気の使用を制限し、又は受電電力の容量の限度を定めて、一般電気事業者、特定電気事業者若しくは特定規模電気事業者からの受電を制限することができる。

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