京王電軌時代の架線柱【12】
「京王電軌時代の架線柱【1】」で述べた「千歳烏山19」架線柱付近にある京王電鉄烏山変電所から仙川鉄橋の間にも京王電軌時代の架線柱が残っています。
● 千歳烏山~仙川
烏山変電所の前にある「千歳烏山21」架線柱の銘板には「1928.10」の建柱年月が記されています。「千歳烏山19」架線柱までの銘板に記されている建柱年月は元号表記ですが、この架線柱の銘板のものは西暦表記となっています。
千歳烏山6号踏切(世田谷区道42-C232号)の新宿方の2基目の架線柱である「千歳烏山23」架線柱も「千歳烏山21」等と同じ昭和3年(1928年)10月に建柱されています。この架線柱も銘板に記されている建柱年月が西暦表記となっています。
千歳烏山6号踏切の八王子方にある「烏山25」架線柱の銘板には建柱年月が記載されていません。しかし架線柱の形状から、これも昭和3年10月に建柱された架線柱であると推測できます。
踏切と仙川鉄橋の中間付近にある「千歳烏山27」架線柱の銘板には「S3.10」の建柱年月が元号で記されています。
現在、東京都と京王電鉄が事業主体となっている都市高速鉄道第10号線京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)の連続立体交差化及び複々線化事業が計画されています。この区間は高架橋へのアプローチ部となっていますので、これらの架線柱は高架化工事が本格化するまで残存することが期待できます。
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