オフピーク通勤
そして寒さが本格化する1~2月に着膨れラッシュのピークを迎えます。これに関連して、京王線、井の頭線の車内や駅構内にオフピーク通勤のポスターが貼られています。
井の頭線は、渋谷、下北沢、明大前の駅構造の関係で、渋谷寄りの車両が混雑します。このためポスターには、「井の頭線は渋谷寄りの車両が混雑します。吉祥寺寄りの車両をご利用ください。」の文が書かれています。
1000系では、運転台のモニタ装置で各車両の混雑率が表示されます。この値は、台車の空気バネを利用した応荷重装置からの信号を基に算出されているようで、その最大値は255となっています。1001F~1015Fと1021F~1034Fでモニタ画面は異なっています。
京王線で掲出されているポスターは井の頭線のものとは異なっています。ポスターには、「混雑のピークは新宿到着8時10分から8時30分。この時間帯を避けてのご乗車にご協力ください。」と書かれています。
そして、新宿08:10~08:30の間に到着する急行・通勤快速列車が主要駅を発車する時間帯の目安が示されています。掲載されている駅は、明大前、千歳烏山、調布、府中、高幡不動、京王八王子、高尾、京王多摩センター、橋本の9駅です。
現行ダイヤでは、オフピーク通勤による早朝の混雑緩和を目的とした早朝準特が4本運転されています。
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