祖師谷開閉塔跡
2009年5月に川世線No.53鉄塔が鋼管単柱鉄塔(美化鉄塔)に建て替えられ、千南線から地下送電線への分岐線が鉄塔内部に引き込まれるようになりました。この鉄塔の高さは59mで、他の建て替えられた鉄塔に比べて約10m高くなっています。また鉄塔基部には点検蓋が設けられています。
この鉄塔で分岐した地中送電線の1つは、配電用変電所である東京電力若葉町変電所につながっています。この変電所は民家の門の脇にあり、その外観はモダンな土蔵に見えます。
将来、千成開閉塔に併設の川世線No.38鉄塔が建て替えられることがあるならば、No.53鉄塔と同型の鋼管単柱鉄塔になってしまうのかもしれません。
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