« 7000系運転台のTNS撤去 | トップページ | オフピーク通勤 »

東京都水道局の泥吐室

東京市の制水弇が残されている野川に架かる荒玉水道道路の水道橋の右岸側に、東京都水道局の泥吐室も残っています。

風景

manhole

この蓋はキャムバ(反り)が大きく、地紋が凸状の菱形で、中央に書かれている「吐」の字の右肩に「`」が付いています。この地紋は、戦前~昭和30年代の消火栓の蓋や昭和20~30年代の水道局の蓋に多く使われていた地紋です。また花崗岩製の縁塊も付いています。

manhole

現仕様となった昭和40年代以降の蓋はキャムパがなく平坦となっており、菱形の紋様の凹凸が逆で格子が浮き出た形になっています。

【関連記事】
野川沿いの東京市制水弇 (2012.02.06)
推定・渋谷町水道の弁蓋 (2012.02.03)
東京市仕様の混凝土製弁蓋 (2012.02.01)
荒玉水道の制水弁 (2011.08.18)
渋谷町水道のマンホール (2011.06.24)
荒玉水道のマンホール (2011.06.21)
代々幡町水道の制水弇【2】:目黒区大橋2丁目 (2011.04.28)
代々幡町水道の制水弇【1】:渋谷区笹塚1丁目 (2010.11.03)
東京市の阻水弇 (2009.11.17) [ 撤去済 ]

|

« 7000系運転台のTNS撤去 | トップページ | オフピーク通勤 »

マンホール・標石」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京都水道局の泥吐室:

« 7000系運転台のTNS撤去 | トップページ | オフピーク通勤 »