小田急HiSE、RSEの引退
10000形は1987年に登場した車両で、11両編成4本が製造されました。車体は連接構造で、前後の展望室以外の客室が高床となっています。この高床構造によりバリアフリー化改造が難しいため、2005年に50000系(VSE)登場で廃車された10021Fと10061Fが長野電鉄に譲渡されました。2011年6月16日に10041Fが運用を離脱しました。
20000形は、小田急小田原線とJR東海御殿場線との相互直通運転を行うため、1991年に2編成が製造されました。20m車体・非連接構造の7両編成で、中間の3号車と4号車の2両は2階建車両(ダブルデッカー)となっています。
御殿場線と小田原線の相互直通運転のために、JR東海では371系の7両編成が1本新造されました。基本仕様は20000形と同じで、371系の検査入場時には、「あさぎり」は全列車が20000形で運用されていました。「あさぎり」運用からの撤退後は団体専用車両として余生を送る予定になっています。
5000形は1969年から1982年にかけて、4両編成15本と6両編成20本の計180両が製造されました。4両編成は2段上昇窓構造で、1969年~1972年および1976年~1977年に製造されました。6両編成は1978年~1982年に製造されましたが、側窓が一段下降窓になったため、5200形とも呼ばれていました。
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