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932年ぶりの金環日食

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5月21日(月)の朝、本州の太平洋沿岸、四国、九州の広い範囲で金環日食が見られました。今回の日食はSaros 128(永観2年8月1日・984年8月29日~2282年11月1日)に属し、同系列で全73回中58番目のものです。

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日本国内で観測された金環日食としては、昭和62年(1987年)9月23日(Saros 134)に沖縄本島で観測されて以来25年ぶりとなります。本州で観測された金環日食に限ると、明治16年(1883年)10月31日(Saros 141)に北関東から新潟・福島にかけて観測されて以来129年ぶり、東京(江戸)で観測されたものとしては天保10年8月1日(1839年9月8日、Saros 132)以来173年ぶりとなります。

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今回と同じく日本の広範囲で観測された金環日食としては、承暦4年11月1日(1080年12月14日、Saros 117)以来932年ぶりとなります。

国立天文台によりますと、東京での食の推移は下表の通りでした。食甚のときの食分は0.969でした。

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時刻状況
06:19:02部分食開始(第1接触)
07:31:59金環食開始(第2接触)
07:34:30食の最大(食甚)
07:37:00金環食終了(第3接触)
09:02:37部分食終了(第4接触)
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東京では雲の合間から日食が観測でき、金環食中は薄暗くなりました。なお食の撮影にはビクセン社製日食グラスを用いました。

国内で見られる次回の金環日食は、2030年6月1日の夕方17時頃に北海道で見ることができます。この日食は今回の1サロス周期後になります。また東京で見られるのは、300年後の2312年4月8日朝7時頃(Saros 134)になります。

【参考】日食のサロス一覧(日付はJST)
No回数部分金環皆既複合初回最終寿命(年)
117711523285792.06.242054.08.041262.11
12873333244984.08.292282.11.011298.17
132712933721208.08.132470.09.251262.11
1347117308161248.06.232510.08.061262.11
141702941001613.05.202857.06.131244.08

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