932年ぶりの金環日食
日本国内で観測された金環日食としては、昭和62年(1987年)9月23日(Saros 134)に沖縄本島で観測されて以来25年ぶりとなります。本州で観測された金環日食に限ると、明治16年(1883年)10月31日(Saros 141)に北関東から新潟・福島にかけて観測されて以来129年ぶり、東京(江戸)で観測されたものとしては天保10年8月1日(1839年9月8日、Saros 132)以来173年ぶりとなります。
今回と同じく日本の広範囲で観測された金環日食としては、承暦4年11月1日(1080年12月14日、Saros 117)以来932年ぶりとなります。
国立天文台によりますと、東京での食の推移は下表の通りでした。食甚のときの食分は0.969でした。
| 時刻 | 状況 |
|---|---|
| 06:19:02 | 部分食開始(第1接触) |
| 07:31:59 | 金環食開始(第2接触) |
| 07:34:30 | 食の最大(食甚) |
| 07:37:00 | 金環食終了(第3接触) |
| 09:02:37 | 部分食終了(第4接触) |
東京では雲の合間から日食が観測でき、金環食中は薄暗くなりました。なお食の撮影にはビクセン社製日食グラスを用いました。
国内で見られる次回の金環日食は、2030年6月1日の夕方17時頃に北海道で見ることができます。この日食は今回の1サロス周期後になります。また東京で見られるのは、300年後の2312年4月8日朝7時頃(Saros 134)になります。
| No | 回数 | 部分 | 金環 | 皆既 | 複合 | 初回 | 最終 | 寿命(年) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 117 | 71 | 15 | 23 | 28 | 5 | 792.06.24 | 2054.08.04 | 1262.11 |
| 128 | 73 | 33 | 32 | 4 | 4 | 984.08.29 | 2282.11.01 | 1298.17 |
| 132 | 71 | 29 | 33 | 7 | 2 | 1208.08.13 | 2470.09.25 | 1262.11 |
| 134 | 71 | 17 | 30 | 8 | 16 | 1248.06.23 | 2510.08.06 | 1262.11 |
| 141 | 70 | 29 | 41 | 0 | 0 | 1613.05.20 | 2857.06.13 | 1244.08 |
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