2.22ダイヤ改定【快速編】
1962年10月1日のダイヤ改正で、下高井戸に停車する急行(東府中以西は各駅に停車)を快速と呼称したことが始まりです。その後、1992年5月28日の改正で稲城、若葉台、京王堀之内、多摩境が、2001年3月26日の改定で八幡山と仙川が停車駅に追加されてきました。
今回の改定で、土曜・休日の朝に走っていた新宿発の快速京王八王子行きと、平日の夜に走っていた都営線-調布間が快速で調布-橋本間が急行となる列車が消滅しました。後者の側面LEDの表示と車内表示器の表示パターンです。
一方、平日夕方以降に新宿-高尾山口間の快速が設定されました。これは調布以東では上述の快速に対応し、調布以西では各駅停車の本数を10分に1本の割合で確保することで、改定前と同じ本数を維持するためです。
改定前の平日ダイヤでは、京王車による8連の快速は朝7時代に走る新宿発の快速橋本行きの1本だけでした。改定後は、この列車に加えて快速高幡不動行きなどが8連快速として設定されました。
平日の日中と土曜・休日ダイヤでは、新宿~橋本間の特急と快速が共通運用になっています。その流れは、
- 下り特急→上り快速→下り特急→…
- 下り快速→上り特急→下り快速→…
となっています。また調布では、下り快速は1番線に入線し高尾山口行きの特急 or 準特急と特急橋本行きを、上り快速は3番線に入線し京王八王子発と橋本発の特急を待避しています。
ダイヤ改定に伴う種別幕およびLED表示器のROM更新で、快速の種別幕は青地に白文字、LED表示は青地に黒縁付の白文字に変更されました。ホーム上にある3色表示の発車案内表示器では種別表記が緑色の枠で囲まれるようになりました。
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- 【改訂】
- 車内表示器の表示パターンを追加(2013.03.10)
- 側面表示と発車案内表示器の文章と写真を追加(2013.05.16)
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