帝都電鉄時代のガーダー橋【3】
すでにプレートガーダーは覆いで囲われており、線路脇にはPC製橋桁が置かれています。
茶沢通り架道橋の下北沢駅方にあるあずま通り架道橋の帝都電鐵澁谷線開業時のプレートガーダーはすでに仮設桁に交換されています。残っているようです。この区間では高架橋の構築工事が始まっています。
駅前の架道橋は桁交換がされており、帝都電鐵開業時のガーダーは現存していません。しかし、下北沢駅方の西側橋脚はそのままで、ここに建柱されている開業時の架線柱は残っています。
図面では西詰橋脚はまだ残るようにも見えますが、この橋脚に隣接している開業時のコンクリート製高架橋の撤去工事は始まっています。また小田急線の旧地上線部に架かっていた跨線橋も仮設桁に交換されています。
茶沢通り架道橋の橋桁がすべて交換されてしまうと、下北沢周辺で見られる帝都電鐵開業時のものは「下北沢1」架線柱とあずま通り架道橋のプレートガーダーだけになります。
- 【関連記事】
- 下北沢跨線鉄道橋 (2014.02.13)
- 帝都電鉄時代のガーダー橋【2】 (2014.01.13)
- 帝都電鉄時代のガーダー橋【1】 (2014.01.07)
- 惜別・小田急下北沢駅 (2013.03.22)
- 帝都電鉄の受電線碍子 (2013.03.21)
- 下北沢駅付近改良工事 (2012.01.26)
- 玉川上水橋と帝都時代の架線柱 (2011.06.25)
- 渋谷隧道坑口補修工事 (2010.11.13)
- 帝都電鉄時代の架線柱 (2010.09.04)
- 【改訂】
- あずま通り架道橋に関する記述を修正(2015.2.17)
| 固定リンク
「 京王」カテゴリの記事
- 不惑の7000系【2】(2024.09.19)
- 府中に残る関東配電の銘板(2024.09.11)
- 不惑の7000系【1】(2024.09.05)
- 八幡前駅と武蔵国府八幡宮(2024.09.03)
- 井の頭線開業90周年HM【2】(2023.12.25)









