荒川線の日2014記念イベント
営業所内の出庫線には、6086号車と花100が展示されていました。このうち、花100には都電荒川線40周年の装飾が施されていました。また6086号車には40周年記念の小型HMが掲出されていました。
車庫内には重要部検査で入場している8810号車がいました。また、8503号車も入場していましたが、仮台車に載せられ、床下機器が取り外されている状態でしたので、こちらも検査による入場と見受けられました。
8503号車の隣にいた9002号車では、小学生とその保護者向けに車両の床下探検が行われていました。また車庫の裏手では、7029号車を載せたトラバーサによる車両の移動実演が行われていました。
車庫内の入口付近には車号や製造所等の各種車内用プレート、吊輪、台車銘板や昔の車内広告等が展示されていました。広告中の3桁局番や都営バス20円の記載から、これらは昭和40年(1965年)頃のものと思われます。
機器類として、7000形用NE-60A型主電動機(60kW)、8500形用MB-5016-C型主電動機(60kW)、8800/9000形用TDK6051-A型主電動機(60kW)やパンタグラフ、8810号車のFS91B台車の枠が展示されていました。
7000形の更新前の制御装置と更新後の制御装置の内部で使用されている電磁接触器や逆転器等の部品の展示も行われていました。
台風18号の接近による大雨のため、とあらん&みんくるのイベントが中止となりました。また終了時刻も12:30に早められたようです。
末筆ながらこの会を企画運営をして下さった東京都交通局荒川電車営業所の皆様に感謝申し上げます。
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