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明大前を跨ぐ御陵線の橋桁

跨線橋 跨線橋

井の頭線の明大前駅構内を跨ぐ跨線道路橋はガーダー橋で、昭和20年(1945年)に御陵線が休止した後に西參道駅付近に運搬され保管されていた南淺川橋梁の橋桁が道路橋として転用されています。

ガーダー ガーダー

橋桁の構造は、京王片倉の国道16号線架道橋と同じ単線下路プレートガーダーで、下面はスルー構造となっています。このため、転用時に板が敷かれ、路面はアスファルト舗装となっています。

京王1027F

この橋桁の銘板は確認できませんでしたが、国道16号線架道橋と同じ昭和5年(1930年)に横河橋梁製作所で製造されたと考えられます。また明大前に架橋された時期は判明していませんが、川島氏が1955年5月に撮影された写真には写っていますので、昭和20年代に架橋されたと考えられます。

銘板 橋桁

なお、明大前駅の改札を出て左側には京王線のプレートガーダーがあります。この橋桁は昭和31年(1956年)6月に日立造船の神奈川工場で製作されたものです。

【参考文献】
川島常雄: "井の頭線に思う", 鉄道ピクトリアル, 734, pp.78-79 (2003年7月)
飯島正資: "武蔵中央電気鉄道と御陵線について", 鉄道ピクトリアル, 734, pp.127-133 (2003年7月)
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