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日光駅舎と記念碑

日光線は東北本線の宇都宮-日光間を結ぶ40.5kmの地方交通線で、日本鉄道によって建設された路線です。

明治23年(1890年)6月1日に宇都宮-今市間、同年8月1日に今市-日光間が開通しました。明治39年(1906年)3月31日に公布された鉄道国有法に基づき、同年11月1日に国有化され、官設鉄道になりました。その後、昭和62年(1987年)4月1日の国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道に継承されました。

駅入口 駅舎

現在の駅舎は大正2年(1924年)8月に竣工した2代目の駅舎で、ネオ・ルネサンス様式の木造洋風建築2階建てです。設計監督者は鐵道院技手の明石虎雄氏でした。2009年9月に内部をレトロ調に改装しています。

天井 改札口

入口の車寄せの庇の軒裏は格天井構造で、天井板の1枚に鳴龍が描かれています。駅舎の1階には改札と待合室、貴賓室(通常非公開)が、2階にはかつての一等旅客専用待合室だったホワイトルームがあります。

丸ポスト 駅舎

駅舎の右手にある屋根付きの広場は団体待合所で、団体専用の出口があります。この広場は駅舎とも直結していて、コインロッカーやトイレが設置されています。また広場前には丸ポストもあります。

駅全景 ホーム

駅の構造は相対式ホーム2面2線で、1番線ホームと駅舎とが直結しています。2番線ホームは跨線橋で連絡しています。かつては構内に側線がありましたが、現在では全て撤去され空き地となっています。

monument monument

駅舎の左手には、明治27年(1894年)5月建立の「日光鐵道碑」と昭和15年(1940年=皇紀2600年)に日光町が建立した「日光驛開業五十周年記念」の碑が建っています。皇紀とは神武天皇即位紀元のことです。

鳴龍 monument

日光駅と東武日光駅を結ぶ道沿いには、「JR新宿・東武日光 直通特急列車乗入れ記念」プレートがあります。これは2006年3月18日に特急「日光」、「スペーシア日光」が運行を開始したことに由来しています。

【参考文献】
村井武: "故正員明石虎雄君の死を悼む", 建築雑誌, 37(445), pp.321-322(大正12年1月31日)
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