9.25ダイヤ改正【特急・準特急編】

今回のダイヤ改正で、準特急の停車駅に笹塚と千歳烏山が追加されました。また、平日日中と土曜・休日の相模原線系統の特急が準特急化されるなど、特急と準特急のダイヤパターンが大幅に変わりました。

準特急が登場した2001年3月27日のダイヤ改定の前に、千歳烏山駅上りホームの発車案内表示器の備考欄に「停車駅　明大前　笹塚」のコマが入っているという目撃情報がありました。しかし実際は、新宿-府中間の特急と準特急の停車駅は同じでした。それから14年、当初の予定通り(?)笹塚と千歳烏山に停車するようになりました。

ところが列車種別選別装置上では、当初から特急と準特急は区別されていて、特急は全区間「特」、準特急は新宿-府中間で「準」、府中以西で「急」となっていました。その後、停車駅が変わった2013年2月22日改定で、特急は

• 新宿-府中：特
• 府中以西：急
• 調布-橋本：急

準特急は

• 新宿-府中：準
• 府中-北野：急
• 北野-高尾山口：普

になりました。そして今回のダイヤ改正で準特急は以下のようになっています。

• 新宿-調布：準
• 調布-府中：特
• 府中-京王八王子：急
• 北野-高尾山口：普
• 調布-橋本：急

今回の改正で、平日日中の京王八王子系統と相模原線系統の特急、および土曜・休日の相模原線系統の特急が準特急化されました。このため、平日日中の特急は高尾山口系統、土曜・休日は京王八王子系統だけになりました。

同時にダイヤパターンも大幅に変更されました。改正前、下りの新宿－調布間では特急橋本行きと特急（土曜・休日は準特急）高尾山口行きが、上りでは京王八王子発と橋本発の特急が続行で運転していました。しかし、改正後は新宿発時刻が以下のようになったため、続行運転が解消されました。

• 毎時00、20、40分発：特急高尾山口行き（平日）、京王八王子行き（休日・休日）
• 毎時07、27、47分発：準特急京王八王子行き（平日）、高尾山口行き（土曜・休日）
• 毎時12、32、52分発：準特急橋本行き

また、上り下りとも八幡山で快速もしくは各停の追い抜きを行うようになりました。

なお、平日の夕刻以降のパターンは基本的に改正前と同じですが、上りと20時以降の下りで2本続行で走っていた特急のうち、京王八王子系統が準特急化されました。

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