満月のクリスマス
今日はクリスマスで、20:11に太陽と月の位相差が180°となる望になりました。
今から19年前の1996年もクリスマスが満月になりました。しかし、このときの望の時刻は日の出前の05:41でしたので、クリスマスの夜にはすでに望を過ぎていました。クリスマスの日没後に満月を望むことができたのは、更にその19年前の1977年のことで、このときの望の時刻は21:49でした。
1900年から2200年の間でクリスマスと望が重なるのは、1901年、1920年、1931年、1977年、1996年、2015年、2034年、2053年、2072年、2129年、2148年で、1931年を除いたときの間隔は19年若しくはその整数倍となっています。これは、19太陽年(6939.601686日)と235朔望月(6939.688415日)がほぼ等しくなっているからですが、朔望周期が29.27日から29.83日の幅があるため19年毎に起こるわけではありません。
ちなみに1931年の系列は前日の12月24日に望となることが多い系列です。
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