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水道橋架道橋

JR中央線の急行線が白山通り(東京都道301号白山祝田田町線・東京都市計画道路幹線街路放射第9号線)を跨ぐ架道橋が水道橋架道橋です。

水道橋架道橋 水道橋架道橋

水道橋架道橋は8径間の下路カンチレバープレートガーダーラーメン脚一体高架橋で、御茶ノ水方1連以外の7径間分は昭和8年(1933年)9月15日の御茶ノ水-飯田橋間の複々線化に伴い建造されました。御茶ノ水方1連は白山通りの拡幅に伴い、昭和46年(1971年)に増設されています。

橋脚

8径間のうち白山通りを跨いでいるのは御茶ノ水方の3連で、水道橋駅部にあたる新宿方の5連は側道の上に造られています。そして、橋脚下部は同時期に建造された架道橋に見られる構造となっています。

ところで、明治37年(1904年)に建造された緩行線の架道橋が水道橋架道橋と名乗っている理由は定かではありません。

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