68年ぶりのスーパームーン
14日(日)夜は1948年1月26日以来68年ぶりに大きな満月になりましたが、東京はあいにくの雨模様で観測できませんでした。
今回の望は14日22時52分で、その2時間半ほど前の20時21分に月が近地点を通過しました。このときの月の地心距離は356,509kmで、視半径は16′45.21″でした。なお、望のときの地心距離は356,520kmで、視半径は16′45.18″で、68年前の地心距離356,491kmに僅かに及びませんでした。
15日22時42分頃の月の地心距離は357,725km、視半径は16′41.79″、輝面比は98.46%で、14日の月とほぼ同じ大きさで観測されました。
次に今回と同じくらいの地心距離になる望は18年後の2034年11月26日(地心距離: 356,446km)に見られます。また、2017年にはスーパームーンはなく、次回のスーパームーンは2018年1月2日(地心距離: 356,566km)になります。
- 【関連記事】
- 満月のクリスマス (2015.12.25)
- 十三夜の月 (2015.10.25)
- スーパームーン2015 (2015.09.30)
- スーパー中秋の名月 (2015.09.27)
- 今世紀最短の皆既月食 (2015.04.04)
- 後の十三夜 (2014.11.06)
- 皆既月食と天王星 (2014.10.08)
- 白露と中秋の名月、そしてスーパームーン (2014.09.10)
- 火星の最接近と月との競演 (2014.04.14)
- 今宵は満月、中秋の名月 (2013.09.20)
- 半影月食と日食・月食の発生条件 (2012.11.29)
- 曇天の部分月食 (2012.06.04)
- 932年ぶりの金環日食 (2012.05.21)
- スーパームーン (2012.05.08)
- 11年ぶりの皆既月食 (2011.12.11)
- 日本史上初の部分月食 (2010.01.01)
| 固定リンク
「 天体・暦」カテゴリの記事
- 久しぶりの皆既月食(2025.09.09)
- 大きな中秋の名月(2024.09.18)
- 完全数の日(2024.06.30)
- 朝鮮語の数詞表現【実践篇】(2024.04.11)
- 朝鮮語の数詞表現【日時篇】(2024.04.08)

