月と金星とアルデバランの三角関係
7月20日(木)の未明から21日(金)の明け方にかけて、月が金星とおうし座α星であるアルデバラン (Aldebaran) と接近しました。
アルデバランは視等級が0.75~0.95等、半径が約44.2R☉、表面温度が約3000Kの橙色巨星で、地球からの距離は約65光年です。20日03:50頃には月齢25.68の月が約2°20′まで近づきました。
このときの月と金星の離角は9°33′でした。
この日の08:30頃から10:00頃にかけて月によるアルデバランの掩蔽が起こりました。そして20:50頃に月と金星が離角約3°30′まで接近しました。
21日03:00頃の月と金星の離角は約5°27′と前夜より接近していましたが、アルデバランとの離角は約12°に広がっていました。
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