最大の満月
12月3日(日)から4日(月)にかけての満月は、2017年で最も大きな満月でしたが、スーパームーンではありませんでした。
これは、4日の0時47分に望となり、17時間後の17時46分に月が近地点 (地心距離357,493km、視半径16′43″) を通過するためです。望のときの地心距離は約357,989km、視半径は16′41″でした。
今年最小の満月だった6月9日の満月と比較しますと、その見かけの大きさは14%ほど大きくなっいて、光量は1.3倍になっています。
次回の満月である2018年1月2日(火)の満月は、朝6時49分に近地点 (地心距離356,569km、視半径16′45″) を通過し、約4時間半後の11時24分に望 (地心距離356,606km、視半径16′45″) になりますので、今回より視半径が大きな満月となります。
画像は、焦点距離336mm (35mm換算) に2.11倍のディジタルテレコンを使用して撮影したものを1/2に縮小しています。
- 【関連記事】
- 最小の満月 (2017.06.10)
- 月と木星の接近: 月面X (2017.06.04)
- 月面Xと月面V (2017.01.07)
- 68年ぶりのスーパームーン (2016.11.16)
- 満月のクリスマス (2015.12.25)
- 十三夜の月 (2015.10.25)
- スーパームーン2015 (2015.09.30)
- スーパー中秋の名月 (2015.09.27)
- 後の十三夜 (2014.11.06)
- 白露と中秋の名月、そしてスーパームーン (2014.09.10)
- 今宵は満月、中秋の名月 (2013.09.20)
- スーパームーン (2012.05.08)
| 固定リンク
「 天体・暦」カテゴリの記事
- 大きな中秋の名月(2024.09.18)
- 完全数の日(2024.06.30)
- 朝鮮語の数詞表現【実践篇】(2024.04.11)
- 朝鮮語の数詞表現【日時篇】(2024.04.08)
- 最遠最小の朧満月(2024.02.25)