« 21世紀最長の皆既月食 | トップページ | 京王電車スタンプラリー2018 »

火星大接近

7月31日(火)の16時50分に火星が地球に最接近しました。

PlanetMate 火星

今回の最接近は2003年8月以来15年ぶりの大接近で、地心距離は5758.6万km(0.38494天文単位)、視半径は12.17″、光度は-2.8等でした。火星の写真は焦点距離420mm (35mm換算) で撮影しました。

PlanetMate

公転周期365.2422日 (1年) の地球は、公転周期は686.98日 (1.880866年)の火星に約779.94日の周期 (会合周期) で追いつきます。このとき、火星と地球の距離が近くなりますが、火星の公転軌道は離心率0.09341233の楕円軌道で、地球の公転軌道は離心率0.01671022の真円に近い軌道であるため、接近時の距離は毎回異なります。

火星

最接近が7月下旬から9月下旬にかけて起こった場合、火星の地心距離が最も小さくなる大接近になります。

2003年から2035年までの火星の最接近
日時 距離[au] 距離[万km] 視半径[″]
2003.08.27 18:51 0.37272 5576 12.57
2005.10.30 12:25 0.46407 6942 10.09
2007.12.19 08:46 0.58936 8817 7.95
2010.01.28 04:01 0.66397 9933 7.05
2012.03.06 02:00 0.67370 10078 6.95
2014.04.14 21:53 0.61756 9239 7.58
2016.05.31 06:34 0.50319 7528 9.31
2018.07.31 16:50 0.38494 5759 12.17
2020.10.06 23:18 0.41493 6207 11.29
2022.12.01 11:17 0.54451 8146 8.60
2025.01.12 22:37 0.64228 9608 7.29
2027.02.20 09:13 0.67789 10141 6.91
2029.03.29 21:55 0.64723 9682 7.24
2031.05.12 12:49 0.55336 8278 8.46
2033.07.05 20:18 0.42302 6328 11.07
2035.09.11 23:20 0.38043 5691 12.31

今回のような大接近は、15年間隔 (7会合周期 = 約14.95年) もしくは17年間隔 (8会合周期 = 17.08年) で発生しますが、2065年と2067年のように連続して大接近になることもあります。

21世紀中の火星の大接近
日時 距離[au] 距離[万km] 視半径[″]
2003.08.27 18:51 0.37272 5576 12.57
2018.07.31 16:50 0.38494 5759 12.17
2035.09.11 23:20 0.38043 5691 12.31
2050.08.15 21:53 0.37403 5595 12.52
2065.07.20 04:49 0.39960 5978 11.72
2067.09.26 21:55 0.39672 5935 11.81
2082.08.31 03:59 0.37355 5588 12.54
2097.08.04 03:16 0.38185 5712 12.27
月

7月28日未明に火星と離角6°15′まで接近して観測された月食中の月は、1年で最も小さく見える満月でした。今日は火星の東側に46°離れ、月齢18.4の月として輝いていました。

PlanetMate

次回の大接近は17年後の2035年9月11日で、今回より地球に接近します。その9日前の9月2日には北陸から関東北部にかけて皆既日食が起こり、東京でも食分0.99とほぼ皆既に近い部分食になります。

【関連記事】
月・金星・火星の共演 (2017.02.02)
三日月と金星・火星の大接近 (2017.01.05)
火星中接近 (2016.06.05)
皆既月食と天王星 (2014.10.08)
火星の最接近と月との競演 (2014.04.14)

|

« 21世紀最長の皆既月食 | トップページ | 京王電車スタンプラリー2018 »

天体・暦」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64930/67005770

この記事へのトラックバック一覧です: 火星大接近:

« 21世紀最長の皆既月食 | トップページ | 京王電車スタンプラリー2018 »