新旧の一時停止
一時停止標識の下には、それぞれが互いに鏡像となっている横断歩道 (407-B) の標識が併設されています。
市道の左側の標識は、2017年3月7日に設置された旧形式の一時停止 (330-B) と横断歩道です。その後、2018年10月11日に新形式の一時停止 (330-A) と鏡像の横断歩道の標識が市道の右側に追加設置されました。
2017年4月21日に英字併記の一時停止と徐行標識を追加した「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令 (平成29年内閣府・国土交通省令第3号)」が公布され、7月1日から施行されました。このため、標識が設置された時期の関係で新旧2形式の標識が並立する形になりました。
松原通りは2002年に滝坂道 (東京都道118号調布経堂停車場線) からここまでの約325mの区間が開通しました。
その後15年間ほど、この地点が都道114号の終端でしたが、2017年5月21日14時に調布市道東122号線 (調布都市計画道路3・4・10号東京競馬場線) までの約320mの区間が開通しました。この区間には自転車専用の通行帯が設置されました。
なお、滝坂道以北の甲州街道 (国道20号) までの530mの区間は2001年から2006年8月にかけて順次開通しました。京王線の跨線橋である "おらほ橋" から調布市道東114号線までは安藤忠雄氏設計の建築物が両側に並んでいて、"安藤ストリート" と呼ばれています。
- 【参考文献】
- 東京都建設局道路建設部街路課 『調布3・4・17号線(若葉町)開通』 平成29年4月18日
- 調布市都市整備部道路管理課財産管理係 『調布市道路線認定図』 平成30年3月31日
- 調布市都市整備部道路管理課財産管理係 『調布市道路線認定調書』 平成30年4月
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