« 迎春HM | トップページ | 新旧の一時停止 »

銀座の大八車

銀座に大八車通行止めの標識が設置されています。

車両通行止め標識

この標識の正式名称は「自転車以外の軽車両通行止め (308)」で、この標識より先は荷車 (大八車、手押し台車、リヤカー、屋台等)、人力車、そり、牛馬等の通行はできないことを示しています。

軽車両は、道路交通法 (昭和35年6月25日法律105号) の第2条第1項第11号で以下のように定義されています。

(定義)
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
[中略]
十一 軽車両 自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。
十一の二 自転車 ペダル又はハンド・クランクを用い、かつ、人の力により運転する二輪以上の車(レールにより運転する車を除く。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のもの(人の力を補うため原動機を用いるものであつて、内閣府令で定める基準に該当するものを含む。)をいう。
十一の三 身体障害者用の車いす 身体の障害により歩行が困難な者の移動の用に供するための車いす(原動機を用いるものにあつては、内閣府令で定める基準に該当するものに限る。)をいう。
[以下略]

この大八車の標識は、中央通り (国道15号)、晴海通り (東京都道304号日比谷豊洲埠頭東雲町線)、御門通り (中央区特別区道中京第621号線)、JR線で囲まれた地区のほぼ外周部の数箇所に立っています。

銀座5丁目7 車両通行止め標識

中央通りとみゆき通り (中央区特別区道中京第613号線) が交差する銀座五丁目交差点の西側にあります。ここは自転車を除く一方通行の出口であるため、車両進入禁止 (303) の標識との組み合わせになっています。

銀座7丁目8 車両通行止め標識

中央通りが交詢社通り (中央区特別区道中京第615号線) と交差する銀座六丁目交差点の西側に、駐車禁止 (316、21~1時)、時間制限駐車区間 (318、9~21時)、歩行者専用 (325の4) と併せて設置されています。

銀座5丁目5 車両通行止め標識

一方、晴海通りから西五番街通り (中央区特別区道中京第424号線) を南方向に進入する箇所には、歩行者専用 (325の4)、一方通行 (326)、横断歩道 (407-A) と1本の支柱を共用した大八車があります。

銀座5丁目4 車両通行止め標識

ここから晴海通りを西に行ったソニー通り (中央区特別区道中京第422号線) の入口には、上から大八車、最高速度 (323、30km/h)、駐車禁止 (316) の順で縦に並んで設置されています。

数寄屋橋交差点 車両通行止め標識

晴海通りと外堀通り (東京都道405号外濠環状線) の交差点である数寄屋橋交差点の南東側は転回禁止 (313)、駐車禁止 (316)と一緒に、南西角は単独で大八車の標識が立っています。

数寄屋橋公園 車両通行止め標識

この近くにある中央区立数寄屋橋公園前の数奇屋通り (中央区特別区道中京第421号線) には、横断歩道 (407-A) と併せて設置されています。この公園はJR有楽町駅の間近になります。

これらの大八車に共通なのは、日・時間 (502) の補助標識により規制時間帯が夕方の18時から翌3時までであることが示されていることです。このことから、この大八車の標識はラーメン等の屋台の規制を目的としたものであると考えられます。

【参考文献】
中央区環境土木部道路課 『中央区道路愛称名マップ』 平成27年10月
中央区環境土木部道路課 『中央区路線番号図』 平成30年4月
【関連記事】
英字併記の一時停止標識 (2018.09.26)
徐行標識と蟹沢支流 (2018.09.21)

|

« 迎春HM | トップページ | 新旧の一時停止 »

標識・道標」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64930/67577185

この記事へのトラックバック一覧です: 銀座の大八車:

« 迎春HM | トップページ | 新旧の一時停止 »