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道玄坂地蔵尊と滝坂道の標柱

地蔵尊 風景

円山町一帯はかつて荒木山とも呼ばれていました。大正2年 (1913年) に三業地として指定され、花柳街として発展してきました。花柳街の面影を残す料亭三長の一角に道玄坂地蔵尊が建っています。

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三田用水 駒場橋の石橋供養塔

駒場橋

駒場橋は滝坂道が三田用水を渡る橋です。三田用水は目黒川水系と渋谷川水系の分水嶺に当たる尾根を通っていますので、橋の両側は急勾配の下り坂になっています。この橋跡に見える角型の鉄蓋は、三田用水が暗渠化されたときに設けられた点検口と考えられます。

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西郷さんと田中さん

境界石 交差点

淡島通り(東京都道423号渋谷経堂線・東京都市計画道路幹線街路補助線街路第52号線)と山手通り(東京都道317号環状六号線)が交わる松見坂交差点近くの裏路地に個人名の境界石が並んでいます。

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三軒茶屋の銅板貼り看板建築

看板建築

世田谷区三軒茶屋2丁目の世田谷通り(東京都道3号世田谷町田線・東京都市計画道路補助線街路第51号線)沿いに、昭和初期の銅板貼りの看板建築商店が建っています。渋谷方からマナ・アイランド、フェ-セス・ユリ、信陽堂が入っており、信陽堂以外の2店舗は盛業中です。

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池尻稲荷神社と大山道

風景

東急田園都市線池尻大橋駅南口付近で、玉川通り(国道246号・東京都市計画道路幹線街路放射第4号線)から南側に斜めに枝分かれする道が大山道で、玉川通りは、明治38年(1905年)に玉川電氣鐵道が玉川線の軌道を敷設する際に自社費用で整備した道路です。

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猿楽橋と東京府のマンホール~12年後の到達点~

猿楽橋 猿楽橋

猿楽橋は、八幡通り(渋谷区特別区道第873号路線・東京都市計画道路幹線街路補助線街路第20号線)が山手線を跨ぐ跨線橋で、昭和9年 (1934年) 7月に竣工しています。

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神泉町の東京府のマンホール

マンホール

旧山手通り(東京都道317号環状六号線支線・東京都市計画道路補助線街路第25号線)が山手通り(東京都道317号環状六号線)と分岐する渋目陸橋と、淡島通り(東京都道423号渋谷経堂線・東京都市計画道路補助線街路第52号線)との交差点の間に東京府のマンホールが2枚ありましたが、既に交換されています。

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玉電ビル、解体へ

模型 玉電ビル

玉電ビルは鉄骨鉄筋コンクリート造地上7階・地下2階で計画されました。しかし戦時体制の強化に伴い、地上4階、地下2階と規模を縮小し、昭和13年 (1938年) 12月に竣工しました。

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目黒川旧流路と品川町の雨水枡

古地図

目黒川(二級河川・目黒川水系本流)の河口付近では、大正15年(1926年)から昭和3年(1928年)にかけて目黑川改修工事が行われ、流路が付け替えられました。國道1號(現: 第一京浜・国道15号)に架かる東海橋より下流の旧流路は荏原神社の北側を通り、旧東海道の品川橋のすぐ下流に架かる新品川橋付近で北に折れ曲がっていました。

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駒澤練兵場と日本水道止水栓

地図

明治30年 (1897年) 、荏原郡世田ヶ谷村大字池尻字南町と字中町、駒澤村大字下馬引澤字姥ヶ谷、目黑村大字上目黑字宿山にまたがる一帯に駒澤練兵場が造営されました。その後、練兵場の西側一帯に野砲兵第1聯隊、近衛野砲聯隊、砲兵旅團司令部、野戰重砲兵第8聯隊が置かれ、大山道沿いには軍人やその家族相手の店が軒を並べるようになりました。

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神山町の千駄ヶ谷町水道水止栓

風景

近年、渋谷区特別区道第858号線(東急百貨店本店~小田急小田原線代々木八幡駅~山手通り)沿いを中心とした一帯が「奥渋谷」と呼ばれるようになりました。この特別区道第858号線の神山町交差点は、渋谷区特別区道第338号線(神山町交差点~山手通り)が丁字に突き当たっている交差点です。

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消滅!巣鴨町のマンホール

町章 巣鴨地蔵通り

巣鴨地蔵通商店街(旧中山道・豊島区特別区道32-180)から脇に入った路地裏と言えるような場所に、巣鴨町のマンホールがありました。しかし路地裏とはいえ、レンガ舗装の道でした。

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東京都下水道局の新型マンホール

マンホール

2021年4月1日に「東京都下水道設計標準」が改定され、耐スリップ性を向上させた新型の鉄蓋に切り替えられました。デザインは従来の桜・イチョウ・ユリカモメを図案化したものがベースになっています。5枚の桜の花びらの中にそれぞれ1個ずつスリップサインの突起が含まれています。

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都営バス渋谷営業所と渋谷町水道止水栓

都営バス渋谷営業所 都営バス渋谷営業所

明治通り(東京都道305号芝新宿王子線・東京都市計画道路幹線街路環状第5号線)から渋谷川(二級河川・古川水系本流)に架かる氷川橋か上智橋を渡ると都営バス渋谷自動車営業所があります。

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十六夜の月と木星の大接近

月と木星 十六夜の月

9月10日(土)の晩は中秋の名月と木星が並んでいましたが、11日(日)夜から12日(月)明け方にかけては十六夜の月と木星が前日よりも接近しているのが見られました。

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銀座のタクシー標識

タクシー

銀座5丁目から8丁目の中央通り(国道15号・東京都市計画道路幹線街路放射第28号線)西側では、土曜日・日曜日・祝日及び休日を除く22時から翌1時まで、タクシー乗り場以外でタクシーに乗車することができません。これはタクシー業務適正化特別措置法(昭和45年5月19日法律第75号)で規定された処置です。

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中秋の満月と木星

中秋の名月

9月10日(土)は旧暦8月15日の中秋で、18時58分に望(満月)になりました。このため、昨年に引き続き中秋の名月が満月になりました。特に今年は望の時刻が夕刻のため、輝面比がほぼ100%の名月を観測することができます。また、21時での視半径は16′10″で、昨年より大きく見えています。

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日本橋野村ビルディングと野村證券のマンホール

建物

日本橋から江戸橋にかけての日本橋川(一級河川・荒川水系)に沿うように日本橋野村ビルディングが建っていました。建物は長さ約50mの旧館、長さ約70mの本館、長さ約30mの別館で構成されています。建物の所有者は野村證券ではなく、旧野村財閥系の野村殖産株式会社です。

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日本橋の街燈蓋

風景

昭和通り(東京都道316号日本橋芝浦大森線・東京都市計画道路幹線街路放射第12号線)は、関東大震災後の帝都復興事業の東京都市計畫街路幹線1號「品川町ヨリ本芝一丁目、芝口一丁目、木挽町、江戸橋、和泉橋、車坂町ヲ經テ常盤線ニ至ル」(延長13597m、幅員33乃至44m)として計画、建設され、昭和3年 (1928年) に完成しました。

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東京電燈のマンホール

社章

東京電燈株式會社は明治16年 (1883年) 2月15日に設立許可を受けた日本発の電力会社です。明治20年 (1887年) 11月29日、日本橋區南茅場町の火力発電所から直流210V送電を開始しました。その後、電力需要の高まりとともに大型火力発電所が計画されました。

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