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鷹岡ビルと営団地下鉄のマンホール

マンホール ビル

靖国通り(東京都道302号新宿両国線・東京都市計画道路幹線街路放射第15号線)と旧中山道(千代田区特別区道千第561号)が交差する須田町交差点内に帝都高速度交通営団のマンホールがあります。

ビル

交差点の北西角には、大阪の繊維品卸売業者である鷹岡株式會社東京支店のビルが建っています。ビルはRC造5階建てで、昭和10年 (1935年) に建てられました。外壁の1階部分は錆御影石貼り、2階以上はスクラッチタイル貼りです。ビル名の看板は浮き文字となっています。

東京市水道 ビル

入口上部の照明カバーは凝ったデザインとなっています。南西隅の壁面には、"專用 24970 神田區"と書かれた東京市水道局のプレートが貼られています。プレートは山本齒科醫院のものより鮮明です。

鷹岡東京支店ビルは、2003年6月9日に千代田区の景観まちづくり重要物件に指定されています。

風景 マンホール

須田町交差点とJR中央線の小柳橋架道橋の間の靖国通りの歩道上にも帝都高速度交通営団のマンホールがあります。こちらは歩道上にあるので、須田町交差点のものより磨耗していません。

紋章
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