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東京府の境界標石と2つの地蔵尊

境界標石

淡島通り(東京都道423号渋谷経堂線・東京都市計画道路幹線街路補助線街路第52号線)は、東京都市計画道路補助線道路第27号線として昭和15年 (1940年) 頃に東京府の手で拡幅・整備されました。この時に設置された東京府の府章入りの境界標石が世田谷区代沢1丁目の元精肉店の脇に残っています。

地蔵尊 風景

境界標石の並びには代田村の地蔵尊があります。左側の地蔵は天和元年10月15日 (1681年11月24日) に建立されたものですが、右側の庚申塔がいつのものかは不明です。

地蔵尊

この地蔵尊から150mほど渋谷方には駒場地蔵尊があります。右の部屋の左側から延宝2年 (1674年)、享保3年 (1718年)、元禄5年 (1692年) 建立の地蔵です。

これらの地蔵尊の間が代田村、池尻村と上目黒村の境ですので、地蔵尊は互いに村境を守る厄除け目的のものになります。

【参考文献】
世田谷区教育委員会 『世田谷区文化財保存活用基本方針』 平成29年4月
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