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東京市地番整理要項

地番方式

関東大震災後の復興事業による土地区画整理が施行された東京市内の地区では、町域や町名、地番の整理も行われました。これに先立ち東京市は地番整理の権原を有する大藏省と協議し承認を得て、昭和3年12月1日に"東京市地番整理要項"を制定しました。

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小川町3丁目の看板建築と阻水弇

広場

靖国通りの北側にある千代田区立小川広場は小川小学校の跡地を利用した広場です。小川小学校は明治33年5月1日に東京市小川尋常小學校として開校しました。そして、1993年4月1日に錦華小学校、西神田小学校との統廃合によりお茶の水小学校が開校し、小川小学校は廃校になりました。

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神田区神保町の痕跡

11軒長屋

神田神保町界隈では関東大震災の復興事業の一環として、大正通り(現在の靖国通り)の整備と区画整理が行われました。大正14年には大正通り沿いに11軒長屋が建てられました。2016年の時点で一番西側の"本と街の案内所"と三鈴眼鏡店、西側から8軒目の大久保書店がほぼ原型の状態で残っていました。

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芝白金の小寺醤油店と大和屋本店

商店街

江戸東京たてもの園に移築展示されている小寺醤油店と大和屋本店はかつて芝區白金地区に建っていました。このうち、小寺醤油店は昭和8年 (1933年) 築の出桁造で、袖蔵とともに白金北里通り沿いの渋谷区恵比寿2丁目と港区白金5丁目の境界の港区側にあるローソンストア100とマンションのところにありました。

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神田区須田町一丁目界隈【移築建物篇】

旧町名 看板建築

神田區須田町一丁目界隈の武居三省堂、花市生花店、万世橋交番が東京都立小金井公園の江戸東京たてもの園に移築されています。このうち、武居三省堂は鷹岡ビル並びの靖国通り沿いにありました。

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