小川町3丁目の看板建築と阻水弇
小川広場の西には小規模事務所の雰囲気を醸し出している昭和初期築の看板建築民家が建っています。この道が明大通りに突き当たったところに文庫川村(昭和25年頃創業)の看板建築があります。
明大通り西側の明治大学南西隅の美容院前の十字路に東京市水道局の阻水弇が残っています。この十字路の北(写真左手)には元錦華小学校である千代田区立お茶の水小学校があります。
神保町と同様に小川町も震災復興の土地区画整理に伴い昭和8年1月1日に現在の町域となり、大正通り(現在の靖国通り)の南側が奇数地番、北側が偶数地番が振られ現在に至っています。
- 【参考文献】
- 東京市企畫局都市計畫課『東京市町名沿革史(上卷)』昭和13年3月31日
- 【関連記事】
- 神田区神保町の痕跡 (2023.04.23)
- 神田区須田町一丁目界隈【移築建物篇】 (2023.04.09)
- 神田に残る電気局と謎の鉄蓋 (2022.12.22)
- 丸石ビルディングと龍閑川 (2022.10.21)
- 鷹岡ビルと営団地下鉄のマンホール (2022.10.07)
- 神田区須田町一丁目界隈 (2022.10.06)
- 東神田1丁目の逓信省鉄蓋とY字標識 (2022.08.31)
- 旧万世橋駅前の逓信省マンホール (2014.03.17)
- 芝白金の小寺醤油店と大和屋本店 (2023.04.10)
| 固定リンク
「 マンホール・標石」カテゴリの記事
- 東京消防庁の初期型マンホール(2024.02.22)
- 松原町の逓信省境界標(2023.11.14)
- 千住の江戸川上水町村組合水止栓(2023.10.16)
- 小川町3丁目の看板建築と阻水弇(2023.04.24)
- 駒澤町大字上馬(2023.02.27)
「 近代建築」カテゴリの記事
- 東京の2桁市内局番【9】(2023.12.05)
- 東京の2桁市内局番【8】(2023.12.01)
- 松原町の逓信省境界標(2023.11.14)
- 東京の2桁市内局番【4】(2023.10.30)
- 東京の2桁市内局番【3】(2023.10.29)